バウビオロギーを目指す住まいづくりの心得を、まとめてみました。
● 建設地の環境
- 建設地を選ぶときは、敷地周辺の環境や敷地自身が住宅地にふさわしいか確認
- 宅地は、有害な工場、交通量の多い道路や鉄道から離れた場所に
- 地震対策地域や敷地に対する特別な法律規制を確認
- 造成地の切土・盛土の状況や沢の有無を確認
- 隣地の状況を建物配置プランニングに繁栄させる
● 建材選び・プランニング
- 建材は、環境問題やエネルギーコスト(維持費共)を考慮して選択
- 建材は、自然材料を多用し、加工材料の使用は必用最小限に
- 内装には、調湿効果の有る建材を使用
- 有害なガスや、放射線、刺激臭を出さない建材を使用
- 施工時、作業者の健康面を配慮した建材
- 将来予定を見越した家族バランスの良いプランニング
- 水廻り設備ルートにロスのないプランニング
● 室内環境
- 寝室が最も重要な部屋として健康で快適な室内環境をつくる
- 材料の表面温度に注意し結露を防止
- 湿度の発生を押さえ、効率の良い排気・乾燥方法やルートを確認
- 悪臭の排気
- 自然光やマイナスイオンが豊富な新鮮空気を有効的に取り入れる
- 長時間使用する部屋には蛍光灯を避け、自然光に近い照明器具の使用を検討
- 適正な音響や遮音
● 省エネルギー対策
- 風通しを良くする
- 太陽エネルギーの活用
- 低コスストで自然エネルギーを利用するパッシブソーラーの導入
- 船や鉄道を利用し輸送エネルギーを減らす
● 電磁場
- 地球磁場から発生する刺激帯(交点)から避ける
- 電気製品などからできる電気的変化領域を減らす
- 新築時、屋内配線から発生する電磁場を減らす
●その他
- 自然素材の家具やインテリア類をセットし、調湿効果などを補足
- 再生不可能な建築資材は、節約して使用
- 建て替えサイクルを延ばし、将来改装しやすい長寿命住宅の建設