新月伐採の樹とは

 概要

 チロル地方で昔から伝わる「新月の木」は、月が満ち欠けするサイクルに合わせて木を伐採する伝統的な手法で、日本でも「闇伐り」などと呼ばれた手法が言い伝えられ、現在日本の林業関係者や研究者から注目されています。

 真冬の新月の夜にかけて伐採した木材を、枝葉を払わないまま谷底に向け、夏を過ぎるまで放置しておと、そのまま製材できるほど乾燥が進み良質な木材となり、塗料など化学物質を一切使わなくても、耐久性、防火性、断熱性、対電磁波、対害虫に優れた建材になり、化学物質過敏症やシックハウス症候群に悩む人や健康住まいにこだわる人々が安心して使用できるようです。

※日本では「新月の木」を ノイモントホルツ (Neumond holz) 新月伐採木 とも呼ばれています。
※当事務所が企画する「ピュアウッドハウス」で使用する新月伐採の樹は、+5%UPの価格でオプションとして選択できます。

 概要

  • カビや腐食に強く縮みや曲がり、割れなどの「暴れ・クルイ」がない
  • 塗料など化学物質を使わなくても、耐久性、防火性、断熱性、対電磁波、対害虫に優れている
  • 室内の空気を浄化、燃えにくく良質な古材としても再利用しやすい
  • 森林の植樹から伐採までの育成スパンを長く(100~200年)することが可能
  • 化学物質過敏症やシックハウス症候群に悩む人に安心・安全な建材として使用できる
  • 腐らず良質な長寿命の家の建設
  • 化学合成塗料を使わなくても、無垢(むく)のまま内装材として使用でき、浴室の床などの水廻りにも使用できる可能性もある
  • 丈夫で長持ちするログハウスを作るのに最適
  • 収縮が少なくログハウスでは水道管などの設備配管部分でセトリング対策に優位
    ※ログハウス建設の多いオーストリアの収縮規制値10cmを2~4cmまで軽減