文章の制作/ミニカタログ

 電子書籍を制作するPCソフトには有償ソフトも出回ってきていますが、ここではフリーソフトの「オープンオフィスorg」を使用して、「kiondle fier HD」で閲覧する画面に近づいた書式で、画像を挿入した文章の制作をご紹介します。

構成する文章と写真の準備

  • 文章作成
    カタログを構成する文章を準備します。
    • 文章をワープロソフトなどで作成
    • 既存カタログの原本ファイルを利用
      ※テキストエディタで下書きしておくと作業の効率が上がります
  • 写真・画像の準備
    画像編修ソフトで画像のサイズや圧縮率を調整します。
    • 制作のポイント
      • Kindle Fier HDX8.9の解像度(1600x2560dpi)を考慮 ※KDPの規格変更で高画質の画像に対応可能
      • Kindle端末での閲覧に近い状態で制作ソフトに画像を挿入
    • 使用ソフト → フォトショップ等
    • ファイル形式: JPEG,PNG(GIF)
    • 画像サイズ : 380dpi
    • 表紙の制作 : JPEG 1600x1920pix

 テキスト回り込みなどで画像のレイアウトをくずさないために、画像解像度を380dpiに統一
※電子書籍出版では将来の更新に備え、300dpiで制作しますが、テキスト編修が必要になります。

レイアウト

  • 書式の設定
    電子ミニカタログをKindle端末で閲覧した時と同じような状態をワープロでレイアウトします。
    • 文章サイズ: A5縦書き [操作]→書式>ページ>ページ>書式-【A5】
      ※(14.8cmx21.0cm)
      • 制作エリア : 116x186mm ( 5 : 8 )
    • 余白  : 左右-1.6cm、上下-1.2cm [操作] → 書式>ページ>ページ>余白>左右上下 → 1.60cm/1.20cm
    • フッター : ヘッダー共になし
    • 標準文字 : MS明朝(MSゴシック)13ポイント [操作] → ツールバー
    • 見出し : 見出し2(MS明朝/ゴシック、15ポイント、太字) [操作] → ツールバー
    • 行間   : 1.0行 [操作]→書式>段落>イデントと行間隔>行 → 1.0行
    • 断落ち  : 0.3cm [操作]→書式>段落>イデントと行間隔>間隔>段落の下 → 0.3cm
  • 文章の作成
    • 目次   : 見出しとして選択した文字を最後に編修します
    • 本文   : 見出しとしての項目を1行書込み、本文を作成
      ※番号付け、箇条書き、インデントは使用できますが、表の挿入はできません。
    • 改ページ : 項目毎に改ページ[操作] → Ctrl+Enter
    • リンク   : ハイパーリンク設定(**.html)

写真の挿入とレイアウト

  • 表紙の挿入
    • 1番最初のページに表紙となる画像を挿入
  • 画像を中央に挿入
    • 挿入する行に、画像を配置する位置(左・中央・右)にプロンプト(縦線)を置く
    • メニューバ:挿入(I) > 画像(U) > ファイルから(F) > ファイル選択
      ※画像ファイルの下に1行のプロンプト(縦線)を確認
  • 画像をWクリックで「画像」編修画面を表示
    • [種類]
      • サイズ → 確認と調整
      • 位置 - 横(Z) → 中央 
        縦(V) → 
    • [折返し]
      • プリセットを選択 → 上下(N)
      • 余白-左右上下 共 → 0.00cm
  • 画像を右寄せ+文字の回り込み
    • 入する行にプロンプト(縦線)を置く
    • メニュバー:挿入(I) > 画像(U) > ファイルから(F) → ファイル選択
    • 画像をWクリックして「画像」編修画面を表示
      • [種類]
        • サイズ → 確認と調整
        • 位置 - 横(Z) →  
          縦(V) → 
      • [折返し]
        • プリセットを選択 → 前(A) 又は 両側(P)
        • 余白-左(E) →  0.3cm ※任意
  • 左寄せ+文字の回り込み
    ※上記(右寄せ)を参照

目次となる「見出し」を設定し、リンクとして登録

  • 第一階層の見出しにする文字列を設定
    1. 見出しにする文字列を選択 → 右マウスでドラッグ
    2. ツールバー枠-スタイルの適用  → 見出し2 を【選択】
      ※目次項目をインデントさせるため {見出し1}は、使用しません。
      • 段落スタイル調整
        書体 (MS明朝/ゴシック、14ポイント、太字)
        間隔 (段落の上-0.0mm、段落の下-0.3mm、)
  • 第二階層の見出しにする文字列を設定
    1. 見出しにする文字列を選択 → 右マウスでドラッグ
    2. ツールバー枠-スタイルの適用 → 見出し3 を【選択】
      • 段落スタイル調整 ※見出しが多い場合には初期設定を推奨 →  
        書体 (MS明朝/ゴシック、13ポイント、太字)
        間隔 (段落の上-0.0mm、段落の下-0.3mm、)
  • 見出しを作成
    1. 作成するページを表示。※2番最初のページを見出しにします
    2. 文字列「目次」をスタイル{見出し}として認識
  • 第二階層の見出しにする文字列を設定
    1. 見出しにする文字列を選択 → 右マウスでドラッグ
    2. ツールバー枠-スタイルの適用 → 見出し3 を【選択】
      • 段落スタイル調整 ※見出しが多い場合には初期設定を推奨 →  
        書体 (MS明朝/ゴシック、13ポイント、太字)
        間隔 (段落の上-0.0mm、段落の下-0.3mm、)
  • 見出しを作成
    1. 作成するページを表示。※2番最初のページを見出しにします
    2. 文字列「目次」をスタイル{見出し}として認識
  1. 文字列「目次」を削除して、カーソル(縦線)を置きます。
    • メニューバー:挿入(I) > 目次と索引(X) > 目次と索引(I) > 目次と索引 → {OK} を【クリック】
      → 見出しと各見出しが、箇条書きで挿入されます。
  • リンク設定 【図解表示】 → 
    1. 目次の文字列にポインタを置き、右マウスクリック
    2. 目次と索引の編修(E) > [項目] を表示
    3. 第一階層の見出し2に選択にしたページのリンク設定
      1. レベル蘭の{2}を【選択】
      2. {ハイパーリンク(Y)} をクリック
      3. 構成の右端の{すべて(A)} の左横の{} をクリック
      4. 構成の右端に表れた{#} をクリック
      5. {ハイパーリンク(Y)} をクリック
      6. 下側左の{OK} をクリック
        → 見出し2に選択した文字列行の全てにアンダーラインが入り、リンク設定の完成
    4. 第二階層の見出し3に選択にしたページのリンク設定
      ※第一階層と同様の操作でリンク設定が完成できます。

文字のサイズや書体などを確認し、行間・段落を設定し完成

  • 全体の設定
    • 文字列の選択
    • 3ページ以降の文字から全て文字(最後まで)を選択 → マスク
      ※画像が含まれていてもかまいません
  • 設定
    • メニューバー:書式(O) > 段落(A) > インデントと行間隔から
      • 間隔- 段落の上(O) → 0.00cm
        段落の下(E) → 0.30cm
      • 行間 → {1行} を【選択】
      • {OK} をクリック
  • 部分修正
    必要に応じ上記設定の{段落の下(E)}の数値を変更しPDFファイルで見やすくします。