● 日本とヨーロッパ・アルプス地方のにおける板倉と石置屋根
板倉形式の民家は、日本では岐阜・富山・長野県に見られます。欧州でもスイスの民家を代表にアルプス山麓の各国に多く見られるＳｗｉｓｓ Ｃｏｔｔａｇｅと呼ばれる２・３階建ての建物が見られ、緩やかな勾配と深い軒や螻羽で構成された美しい屋根の建物が作られてきました。又、石置屋根で作られたＳｗｉｓｓ Ｃｏｔｔａｇｅと同じような民家が、裏日本や新潟・北陸地方にも多く見られ、山麓地方の同じような自然環境では、日本・アルプス両者共同じスタイルの民家が建てられてきました。
日本の山麓地方と同じ風土の中で生まれ育ったアルプス・チロル地方の民家（ログハウス）をベースに、日本の構造基準や国内各地域の風土に合わせたオリジナル・ログハウスを、チロル地方と日本に昔から伝わる「新月の木」や「天然乾燥」を使用し広めていくことが、バウビオロギー(エコロジー建築＋)的なこれからの木づくりの家に多いに期待します。
アルプス山麓に見られる石置屋根と板倉形式で作られた |
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緩やかな勾配の石置屋根の民家は、日当たりのいい南側に妻側を向け建てられています。 |
新潟県佐渡郡相川町の石置屋根の民家 |
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長野県飯田市・大平宿の石置屋根の民家 |
岐阜県奥飛騨の板倉造りの蔵 |
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● 山麓の古民家掲載Map(日本)
