交流コンセントにはプラス(Hot)とマイナス(Cold/アース)があり、一般家庭ではどちらの向きに差込んでも問題ないといわれていますが、ほとんどのスイッチが片切のためコンセントに差込む向きにより、スイッチを切っても電磁場の影響が異なります。
電磁波測定器で計測し、コンセント・プラグの向きを正しく差込めば、電磁場の影響を減らすことができ、わずかながら節電にもつながります。
※「使用しない家電はコンセントから抜いておく」と言われる意味の一つです。
● スイッチoffの家電から発生する電磁波
下図の例のように電気スイッチをoffにしても電場は発生しますが、コンセント・プラグのプラス(Hot)とマイナス(Cold/アース)を正しく差込めば電磁場が減ります。
電磁波チェッカーで検証
画像クリックでメーター部拡大
電気スタンドのスイッチをoffにしても、コンセント・プラグを逆に差込めば電磁波チェッカーの針が動き、正しく差込めば針は「0」のまま動きません。。
※画像クリックでメーター部分拡大
写真左:× コンセント・プラグを逆に差込んだ場合
写真右:○ コンセント・プラグを正しく差込んだ場合
- 一般的にコンセント・プラグを常に差込んで使用する、テレビやオーディオ、電気スタンドなどの家電や洗面化粧台などの住設器具もは、電磁場チェッカーでチェックし正しい向きに差込みます。
- 引掛けシーリングアダプターで取付ける照明器具や、チェックし正しい向きに差込みます。
- 電磁場チェッカーは、スマホ・アンドロイドの無料アプリから入手できまが。※使用方法は現在??
● 延長コードの接続
OAタップなどの延長コードも、タップに差し込む家電のプラス・マイナス側を間違えないためにも「アースチェッカー」などで計測し、正しく差し込まれているかを確かめておきます。
※特に3Pコンセントを使用する場合
写真左:× コンセント・プラグを逆に差込んだ場合は、左の赤と中央の橙色が点燈
写真右:○ コンセント・プラグを正しく差込んだ場合は、中央と右の橙色が点燈
→ 正常な状態で大地とアース接続
※アーシングチェッカー本来の使用法ではありませんが活用
※2Pの延長コードには、3P→2P変換アダプタを取付けて使用
※U型端子でアース接続するタイプのOAタップは、逆に差込む可能性がありますので特に注意してください。
★タップのスイッチが[OFF]の場合、正しく接続さえしていれば、コンセントに接続する家電のプラグを万一逆に差込んだ場合にも、OAタップ側で切られており電磁波は発生しません。