1)建設地の検証

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建設地周辺環境のチェック

 ドイツ語圏で生まれたエコロジー建築+、「建築生物学」のこと。

 予防医学的な建物づくりや、原材料の採取から組立て再生、各工程に必用な輸送エネルギーまでバウビオロギー指数として計算し、自然環境と共存する人間が健康で快適に暮らせる循環型システムの建物づくりを目指します。

バウビオロギーの語源

 ドイツ語辞書で、バウ(bau)=建築+ビオロギー(biologie)=生物学の、2つの単語を合わせて「建築物理学」と訳される。

  • 高圧線の有無
  • ゴミの焼却・廃棄施設の有無
  • 交通量の多い道路からの距離
  • 鉄道からの距離
    ※特にカーブ附近や駅の附近では鉄粉が多く舞う
  • 空港、航路からの距離
  • 河川からの距離と、過去の水害を調査
  • 塗装類や刺激臭を発生する工場の有無

建設地のチェック

  • 気候特性の確認
    • 気温、湿度、風向、風圧、風向きなど
    • 寒冷地では降雪量、凍結深度
  • 造成地の切土・盛土の状況や沢の有無
  • 水みちの有無
  • 土質・地耐力・水位の地質調査
  • 地震対策地域や活断層の位置
  • 隣接地の建物状況
    • 開口部の位置
    • 日照を遮る高い建物