● 二酸化炭素の削減
- 詳しいデータが揃わない日本では、基本となる知識を身につけ材料選びに心がけ、どのような構造や部分的な工法・材料を取り入れたらエコポイントに貢献しているのを感覚で把握する。
- 国産材を多用し輸送に必要なエネルギーを減らす
- コンクリート造より木造の方がエコポイントが高い
- 数値的なデータで示すには、製造時と運搬時の各汚染物質を合計し、物件(工法)による比較検討が必用
● 緑化計画
- 壁面緑化導入検討事項
- 利点
- 空気の浄化、自然色の表現
- 夏季の壁面温度の上昇を押さえヒートアイランド現象を減らす
- 欠点
- 火災時の延焼
→延焼範囲への繁殖
- 建物へのダメージ、落葉の処理
→窓や雨樋・屋根・バルコニー廻りへの繁殖
- 疑念点
- RC造の陸屋根やベランダ部分に屋上緑化を検討
- 庭木は、夏冬の日射のコントロール(特に落葉樹)や蒸発散作用により夏に周りの気温を下げる効果がある
● 建設廃棄物とリサイクル
- 建設廃棄物の種類
- 一般廃棄物
- 産業廃棄物
- 工事から排出される、がれき、金属クズ、木クズ、繊維クズなど
- 特別管理産業廃棄物
- 廃油、廃PCB(トランス・コンデンサ)、廃石綿など
- 廃棄費用
- 分別される人件費、焼却・埋設処理費、運搬費
- 将来の排気費用
- 危険物処理に対する人件費などの高騰や、埋設地の減少や分別方法の種類が増えることで廃棄費用は増していく
- リサイクル
- 再生
- 再利用
- 石、鉄、土、砂、コンクリート片、木材など
- 太い梁や、大黒柱、銘木、欄間などの使い回し
- バウビオロギー提案
- リサイクルしやすい建材の多用
- 建て替えサイクルを延ばし、将来改装しやすい長寿命住宅の建設