● プランニング
静電気の人体のリスクはほとんど有りませんが、瞬間的な衝撃や、ほこりを集め室内を汚します。更にコンセント廻りに付着した綿ぼこりが原因で出火することもあります。
- 日射量の多い南側や上層階の部屋の用途
- 吹抜を住まいの効果的な位置に配置
- 水廻り設備配管にロスのないプランニング
【参考】
● 床下
- 床下の風通しを良くし湿気を溜めない
- 床下換気孔は寒冷地で使用する断熱密閉型を取付け季節に応じ開閉の切替をする
● 外部の納まり
- 深い軒先は太陽光から外壁にあたる熱量を減らし効果はルーバー以上
- 置屋根や通気屋根で屋根裏の断熱効果を高める
→土蔵や倉のほとんどの屋根は置屋根式
→Rc造校舎の屋上に、すのこをのせ(木組の上)教室の温度を 3°下げた小学校がテレビに紹介されていました。 - 外壁通気工法で外部の熱から断熱効果を高める
- 各部位で使用する断熱材はできるだけ高性能で厚い材料を使用
● 開口部
- 新鮮な外の空気を取り入れる
- 雨天時に開放可能な開口部を設置
→位置・形状の確認 - 隣家の開口部位置を確認
- 内障子の設置は調湿やフィルター、断熱効果大
● 伝統工法を見直す
- 風通しと軒の出、木と土
→高温多湿の日本住まいの原点となるキーワード - 茅葺き屋根のほとんどできない現状、大きな屋根が太陽熱から室内を守ります
- 土壁(荒壁)の特性
→国産の原材料、調湿性、防火性、無毒・無害、修理しやすい、再利用可能、自然戻しやすい - 民家型住宅
- →柱・梁などの構造材が室内に表れ、呼吸する健康・長持ち住宅
● パッシブソーラー
- 建物の外観や内部のデザイン的に細工
- 部分的な納まりや仕掛けの工夫で省エネルギー効果を引き出す