住宅建築3D模型:計画

模型製作の計画

  1. 製作する模型の目的に応じた精度の検討
    • スタディ+打合せ用模型として無着色で製作し、鉄道模型のストラクチャーとして活用
    • モデルサイズ(縮尺)
       Sc=1/87(HOゲージ) スタディ、打合せ用模型
       Sc=1/150(Nゲージ) スタディ模型
    • 積層ピッチ
       Sc=1/87(HOゲージ) 0.1mm~0.3mm ※0.3mmは茅葺屋根やベースフレームなど
       Sc=1/150(Nゲージ) 0.06mm~0.1mm
  2. フィラメントの選択
    • 木材繊維フィラメント →  建物本体
       ※配合された木の粒子がノズルに入り込み、ノズルつまりを起こしやすいため早めの交換要
    • 透明フィラメント →  2階床・壁
       ※1階の間仕切り壁を見せる模型製作に使用
    •  ※床のみの場合は透明度の高いプラバンを使用する場合あり
  3. 模型の製作や分割方法などを検討
    • 共通
      • 外観のみ/内部間仕切り表示かを検討
      • 1階の間仕切壁を見せる場合、2階床・壁部分は透明フィラメントを使用あり
      • ガラス窓・障子の外部建具は、ラインの表現を表示するため、水平に配置してプリント
      屋根/3dprint
    • ログハウス
      • 外壁のノッチ(交差部)部分をきれいに表示するため一体造形
      • 軒裏の化粧母屋(垂木)を直線的に表示するため分割してプリント
      • 建具、手摺 は積層ピッチを小さくし密度をUP
    • 古民家
      • 外観のみの表示のため床材は削除し濡縁のみ設置
      • プリンタの印刷範囲に合わせ、大きな民家はコンパクトにまとめなおす
      • 柱や窓のラインの表現を優先するため、各面を起こし絵図の要領で90°倒してプリントしベースフレームに接着
        ※建物コーナー部分を接着しても真壁・柱・梁の表現に支障はない
      • 大屋根はサポート部材で補強し一体造形
      • 茅葺屋根は印刷に10時間前後かかる場合もあるため積層ピッチを高く(0.3mm)する。
    • 一般住宅・別荘 (ピュアウッドハウス含む)
      • 建物のコーナーの部材の接着は隙間やズレが生じるため一体造形
      • 独立柱や建物コーナーの建具は、部材を大きくするなど設置に注意
      • スタディ模型以外は内部間仕切りや建具・家具を表示
    • Sc=1/150模型
      • 中規模な建物
      • 外観のデザインチェックに活用する場合、開口部穴あけのみ
      • 鉄道模型(Nゲージ)のストラクチャー

製作フロー

   [モデリング]

  1. 3Dプリント用図面の作成
    • dwgファイル系のCadで図面を原寸図で作図して3Dプリントの造形スケールに変更

  2. データ変換
    • cad図(1/1) → 3D印刷スケールに縮小 → .stlファイル → .gcodeファイル(Cura最新版)

  3. .gcodeファイルのチェック
    • 底面の浮き、サポート材と造形材との隙間、底面ブリム部分の設置状態

       [造 形]

  4. 3D印刷
    • 3Dプリンタにフィラメントとメモリカードをセットし、ヒートベッドの清掃
    • プリント開始

  5. 造形材の取り外し、サポート材の除去
    • 造形材をビルドプレートから取り外し、サポート材を取り外す

  6. 組立
    • 取り外し可能の屋根は、ヤスリなどで接合部を調整


      [完 成]